よくあるご質問の回答を掲載いたします。
A1 在学している高校で,芸術教科に「美術」が開講されていないこともあると思います。
現在,美術選修・専攻で学んでいる学生でも,高校で「美術」を履修していない人もかなりの割合でいます。
高校で「美術」を履修したかどうかは,入学試験の判定には一切関連しません。推薦入試にも出願できます。
A2
美術選修・専攻だからといって,特別な才能を最初から 求めているわけではありません。
むしろ,あなたの「美術」に関しての興味の萌芽こそ,大学教育での美術に関わる専門や美術教育を通して大切に育てていきたいと私たち教員は考えています。
A3
入試では,観察力や基礎的な描写力・表現力を診ています。
特殊な才能や個性の発掘を目指しているわけではありません。
詳しくは7月に発行される『入学者選抜要項』や,11月に発行される『学生募集要項』で確認してください。
A4
美術選修・専攻では「推薦A」(センター試験を課さない推薦入試)を実施しています。
各高校から推薦できる総人数も2008年度より拡大されています(大学全体で各校2名だったのを,各専攻・選修・コースごと1名に拡大)。
美術選修・専攻に関しても,一つの高校から初等教育教員養成課程/美術選修に1名,中等教育教員養成課程/美術専攻に1名の推薦枠があります。
希望者は高校の進路指導担当の先生と相談してください。
A5
初等教育教員養成課程/美術選修・中等教育教員養成課程/美術専攻ともに小学校(1種)および中学校・高等学校(美術1種)の教員免許に必要な科目群が,予めカリキュラムのモデルとして組み込まれています。いずれの課程でも小学校教諭と中学校教諭(美術)を取得して卒業しています。
また,初等課程の学生は,所定科目の単位を修得することで幼稚園教諭(2種)を取得することもできます。
A6
本学では,中等課程の学生に対しても,小学校の教員免許取得に必要な科目群をカリキュラムのモデルとして予め組み込んでいます。
したがって,中等課程のほぼ100パーセントの学生が小学校教諭(1種)を取得して卒業しています。
中等課程/美術専攻の学生も,教員採用試験では「小学校」で受けるケースも多くみられます。
A7
本学では,初等課程の学生に対しても,中学校および高等学校の教員免許取得(当該教科)に必要な科目群をカリキュラムのモデルとして予め組み込 んでいます。
初等課程/美術選修の学生も,ほぼ100パーセントの学生が中学校教諭(美術1種)および高等学校(美術1種)を取得して卒業しています。それを活かし,中学校(美術)教員として就職する卒業生もいます。
A8
教員採用試験を経て小中学校の先生になる人,また教員採用試験で合格しなかったばあいでも講師として勤務するケースがあります。
講師経験後,また大学院を修了してから先生になる人も増えてきました。教員免許を持っていることは,他大学にはない強みです。
一般企業へ就職を希望する学生もいます。但し,教員の養成を主軸にしており,企業への就職活動の支援に傾注はしていません。
A9 2012年度の美術選修・専攻での,大学入試センター試験の利用科目と配点は,2011年度と変更がありません。
詳細は『入学者選抜要項』(7月下旬発行)や本学のホームページの「入試情報」をご覧ください。
但し,再来年度(2013年度)の入試では変更が予定されていますので,こらは本学のホームページ
(http://www.aichi-edu.ac.jp/exam/files/h25_henko.pdf)でご確認ください。
A10
詳しくは『入学者選抜要項』(7月発行)や,『学生募集要項』(11月発行)で確認してください。
それ以外の内容に関しての問い合わせには応じません。
A11
現代学芸課程は多様な職業人の養成を目指す課程です。現代学芸課程/造形文化コースでは,工芸分野を中心に陶芸・染織・ガラス・金工・プロダクトデザイン・西洋美術史・日本美術史を学ぶことができます。所定科目の単位を習得することで,中学校(美術)および高等
学校(美術)の教員免許を取得することも可能です。
教員養成課程の美術選修・専攻では,教員および教育関連の人材育成を主眼としています。小学校,中学校・高校(美術)といった複数の教員免許を取得します。得意分野(図画工作)を持った小学校教員の養成にも力を入れています。専攻科目としては学校教育に沿って,絵画・彫刻・デザイン・工芸・美術教育・美術史から成ります。
A12 美術選修・専攻では,それぞれの出願ごとに「初等/美術選修→中等/美術専攻」「中等/美術専攻→初等/美術選修」の第二志望を記載することができます。中等/美術専攻は募集人数が少ないために敬遠する受験生が多いようですが,第二志望欄の「初等/美術選修」にチェックをすると,同時に初等/美術選修にエントリーできます(同様に,初等で出願の受験生も,中等にエントリーできます)。第二志望をすることによって,受験が不利になることはありません。初等課程/美術選修と中等課程/美術専攻に拘らなければ(下記Q&A21参照),むしろ合格のチャンスが広がるといえます。
A13 この数年は同じ内容の実技試験にしていますが,詳細は『入学者選抜要項』(7月発行)や,『学生募集要項』(11月発行)で確認してください。
A14 小学校の先生には教科専門はありません。しかし愛知教育大学では「得意分野を持つ小学校教員」の養成を目標に掲げ,カリキュラムを通して中学校・高校の教員養成の中等課程と同一の授業を組んでいます。つまり,中等課程の「専攻科目を必然的に選んで修めている」課程なので「選修」なのです。その成果として初等課程のほとんどの学生が中学校教諭(美術1種)および高等学校(美術1種)を取得することになります。
A15
愛知教育大学の授業料は文部科学省・省令の標準額に準じています。初年度納付金は,入学料28万2,000円(初年度のみ),授業料53万5,800円(年間)となります。授業料は半期に分けての納付となります。国立大学法人のため,施設設備料や実験実習料等は徴集しておりません。
本学の納付金額は,どの専攻・コースも同一です。(金額は2010年度)
A16 博物館資料の収集・保存・展示などを担当する専門職員が「学芸員」です。業務に任用されることで初めて肩書きを名乗ることができる資格です(任用資格)。美術館・博物館の新設ラッシュは既に20年以上前にピークを終え,任用の需要がほとんど無いこともあり,美術選修・専攻では,この10年ほど資格取得者を出していないのが実状です。
A17 講師(臨時教員)として年次契約の臨時措置で特定の教科だけを教える雇用形態はありますが,ほとんどの公立小学校では,専科教員の職種はありません。専科を担当の臨時教員の多くも,その後は教員採用試験に合格し,全科目を担当する正規教員になっています。
A18
出身学校長の推薦を経た受験生に対してのみ実施されるのが推薦入試です。
その性格上,実技試験の概要や試験時間等も,出願のあった当該受験生に対してのみ文書で連絡をしています。
実技試験(100点)のみならず,小論文(200点),調査書(100点),面接(100点)の多様な観点を総合的に診ます。実技試験にしても『推薦入試学生募集要項』(7月下旬発行)に記したように,鉛筆デッサンによる観察力や基礎的な描写力・表現力を判断するものです。また,小論文は美術に関する基本的な興味や関心,論理構築力,文章表現力を総合的に診ます。
A19
美術教員(中学校・高校)・図画工作を得意分野に持つ小学校教員の養成とは,美術分野と教育分野から成る車の両輪だと私たちは考えています。この点が美術系大学との違いです。愛知教育大学の4年間で,大きな車輪を築いて欲しいと願っています。片方だけ大きいと走れません。
高校生ですとヴィジョンが漠然としているかもしれませんが,「未来社会を創る子どもたちを教育」する教員,それはアーチストそのものだと思いませんか。
A20 中等課程/美術専攻は募集定員が6名(推薦2名含む)と少ないので,初等課程/美術選修の定員25名(推薦5名含む)に較べ難関と思われがちです。初等課程/美術選修・中等課程/美術専攻とも,第二希望(初等→中等,中等→初等)の具合を勘案し,合格ラインに格差が出ないように努めています。
A21 小学校と中学校9年間を見通した教育の必要性が社会ニーズとなっています。初等教育教員養成課程・中等教育教員養成課程とも小学校と中学校・高等学校(美術)の教員免許取得に必要な科目群をカリキュラムのモデルとして予め組み込んでいます。そのため結果的に学修内容に大きな違いはありません。「美術科」として同一クラスとして運営されています。
A22
推薦入試の対象者は『推薦入試学生募集要項』に記載の「入学を望む学生像」に合致する者を,出身学校長が責任を持って推薦できることとなっています。
その条件の一つに「教育についての関心を持ち,教職への強い使命感・志を持つ人」が明記されています。
A23
来年度の『推薦入試学生募集要項』には,今年度と同様の基準で,対象者として高等学校等を卒業した者および2012年3月卒業見込みの者と記載されています。
したがって,過年度の卒業生でも出身学校長の推薦を受けて受験することができます。現役・浪人の具合で受験そのものに影響はありません。
A24
本学のホームページにアップ(入試情報 > 入学試験 > 入試結果)していますので,ご覧ください(http://www.aichi-edu.ac.jp/exam/files/h23_ippan.pdf)。
『大学案内2012』のp.78-79にも掲載しています。
A25
本学のホームページに各選修・専攻ごとにアップ(入試情報 > 入学試験 > 入試結果)していますので,ご覧ください(http://www.aichi-edu.ac.jp/exam/files/h23_zenki_kekka.pdf)。
但し,募集人員(合格者)が10名未満の受験単位の場合[(中等/美術専攻・前期4名)(初等/美術選修・後期8名)]は大学の規定で公開しておりません。
A26
美術選修・専攻の入試問題(実技)は,市販の「入試問題集」にも載らないことが多いですね。
県外の受験生や愛教大の美術に進学者が少ない高校にとっては情報収集が得にくかったと思います。そこで,過去問題を当ホームページ「入試情報」の欄に開示しました。
来年度については『選抜要項』(7月発行)で公表しているように,昨年度と同様に「物を持つ手」です(物は入試時点まで非公開です)。
